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整備士の4人にひとりが外国人の時代に!! 外国人整備士が日本のクルマ社会を救う!!

公開日
2025-09-02
メディア
ベストカーWeb
記事要約
2025年現在、神奈川トヨタでは整備士の約4人に1人が外国人となっており、日本の自動車業界を支える重要な存在となっている。背景には、日本人の若者の車離れや整備士志望者の減少があり、その穴を埋める形でベトナムやネパール、ミャンマーなど17か国から来た外国人整備士たちが活躍している。彼らは母国で日本語を学んだ後、日本の整備専門学校で資格を取得し、高い技術力と意欲を持って働いている。

中には検査員資格やトヨタ1級整備士の資格を取得し、エキスパートエンジニアという最高位を目指す者もおり、そのレベルの高さと仕事への熱意は目を見張るものがある。ただし、最大の壁は日本語、とくに整備に必要な専門用語や法令用語の理解であり、多くの外国人整備士が日々努力を重ねている。

神奈川トヨタでは、外国人整備士の定着と成長を支えるため、社内の日本語教育制度を整備し、文化や生活習慣も含めた支援を行ってきた。また、実践的な店舗研修や、長期的に働けるように在留資格の取得支援、家族への日本語教室の開催など、全社的な取り組みを進めている。その結果、離職率は大きく改善され、2025年には入社者81人のうち退職者はゼロという成果を上げている。

整備士として働く外国人たちは、職場の明るさや活気を生み出し、日本人スタッフにも良い刺激を与えている。この記事では、今後ますます外国人と共に生きる社会を築いていく上で、日本人一人ひとりが「心の開国」を果たし、偏見や無関心ではなく、共感と理解をもって接することの大切さが強調されている。
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特定技能,日本語

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