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外国人児童生徒の数が10年で2倍に 学校の勉強に苦労して「自己肯定感が下がってしまうケースも」と専門家

公開日
2026-02-18
メディア
AERA With Kids
記事要約
日本の公立学校では、外国にルーツを持つ子どもが急増しており、この10年で人数は約2倍に増え、2024年には約13万9千人に達した。日本語指導が必要な児童生徒も増加しており、外国籍の子ども約5万8千人に加え、日本国籍でも日本語指導が必要な子どもが約1万1千人いる。こうした背景には、日本生まれの外国籍の子どもや、家庭内で母語中心に育てられるケースなどがある。

外国ルーツの子どもたちは、日常会話ができても学習に必要な日本語力が不足していることが多く、「日本語が話せる」と「日本語で学習できる」ことの間には大きな差がある。学習に必要な言語力の習得には4~5年かかるとされ、家庭と学校で言語や文化が異なる環境の中で生活することが、理解不足やストレスの原因になっている。

また、家庭では保護者が日本語の連絡事項を読めない場合もあり、忘れ物や学習の遅れが生じ、自己肯定感の低下や孤独感につながるケースも多い。文化の違いから学校生活に適応しにくく、発達障害と誤解されることもある。

こうした子どもたちと共に学ぶためには、周囲の理解と日常的な声掛けが重要である。大人や子どもが積極的に関わり、文化や言語の違いに関心を持ちながら交流を深めることで、外国ルーツの子どもたちが抱える不安や孤独を軽減し、より良い共生環境を築くことができると指摘されている。
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