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世界の移民・難民関連ニュース
(JURIST news )オーストラリアの海外収容プログラムは違法かつ費用対効果が低いとHRWが指摘
公開日
2026-03-02
メディア
JURIST news
記事要約
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、オーストラリアの難民・庇護希望者を国外で収容・審査する「オフショア処理・再定住制度」について、年間10億豪ドル以上の費用がかかる非効率な政策であり、国際法に違反する可能性があると指摘し、地域社会での受け入れなど代替策への投資を求めた。
HRWは、この制度を富裕国が移民管理を他国に委ねる「外部化」の一例と位置付け、国際的保護責任を他国に転嫁していると批判。2024~25年度には、ナウルでの庇護希望者1人当たりの収容費用が約560万豪ドルに上る一方、国内でブリッジングビザの下で生活させる場合は年間約3,962豪ドルで済むとの試算を示した。
さらに、国連拷問禁止委員会は、パプアニューギニアの収容施設で虐待を受けたイラン人男性の事例などを踏まえ、豪州の政策が拷問等禁止条約に違反すると判断。国外施設であっても豪州の管轄が及ぶと結論づけた。また、国連人権委員会も、ナウルに移送された24人の非同伴未成年者が劣悪な環境で心身に深刻な被害を受けた事例について、恣意的拘禁を禁じる自由権規約に違反すると認定した。
HRWは、こうした問題を踏まえ、オフショア制度の見直しを求めている。
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2024-12-11
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