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「涙が出て、言葉が出なかった」 がんの妻支えるパキスタン男性に「在留特別許可」与えられる

公開日
2024-04-23
メディア
弁護士ドットコム
記事要約
パキスタン人男性モハメド・サディクさん(60歳)は、1988年に観光ビザで日本に入国後、不法滞在となり、2007年に退去強制令書が出されました。その後、仮放免状態で生活していたサディクさんは、がんを患う妻を支えながら暮らしてきました。2023年に東京地裁で在留特別許可を求める裁判を起こし、2024年4月22日に東京出入国在留管理局から在留特別許可が与えられました。これにより、訴訟を取り下げることとなりました。

サディクさんは過去に8回の再審情願と3回の裁判を経て、在留特別許可を求めてきました。指宿昭一弁護士は、裁判所の「事実上の和解勧告」によって、この許可が付与されたことを評価し、入管に対しては、今後、ガイドラインに従って迅速に在留特別許可を付与することを求めています。
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在留特別許可,仮放免,退去強制

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