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入管庁の難民審査件数 年間1~3件の参与員も 不認定出す人優先の見方

公開日
2023-05-30
メディア
東京新聞
記事要約
難民審査参与員の間で審査件数に大きな偏りがあることが明らかになった。柳瀬房子氏が担当した件数は2021年で全体の20%、2022年で25%を占める1378件、1231件に達している一方で、他の参与員は年間1〜3件しか審査を担当していないことがわかった。例えば、小豆沢史絵弁護士は月2回対応できると言いながら、実際には5件しか審査していない。また、入管問題の研究者は年間1.3件という極端に少ないペースで審査を行っている。これらの参与員は「常設班」にも組み込まれておらず、審査の配分が不均衡であることが指摘されている。高橋済弁護士は、入管庁が不認定の結論を出しやすい参与員に案件を集中させていると批判している。入管庁はこの状況について回答を避けている。
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