世界の移民・難民
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(The Guardian)シャバナ・マフムードは自身の計画をほとんど緩和していない――英国の移民制度は、今や残酷さが繰り広げられる舞台と化している。

公開日
2026-11-03
メディア
The Guardian
記事要約
英国のシャバナ・マフムード内相は、かつて非正規滞在者への包括的な合法化を支持していたが、現在は欧州でも特に厳しい移民・難民政策を推進している。新制度では、外国人労働者の永住資格取得に必要な標準期間を5年から10年へ延長し、通常の庇護申請を経た難民には原則20年、場合によっては30年もの待機期間が課される。さらに、年収12万5,000ポンド超の高所得者は3年で永住資格を取得できる一方、年収5万ポンド未満の労働者は原則10年を要するなど、所得による格差も拡大する。

筆者は、すでに合法的に滞在している約50万人にも新基準を適用することは、政府への信頼と法的安定性を損なうと批判する。また、介護、清掃、保育など社会に不可欠な低賃金労働の価値が過小評価されていると指摘する。永住資格取得までの期間が長期化すれば、外国人労働者は雇用主への依存を強め、転職や労働条件改善の交渉が難しくなる。その影響は英国人労働者にも及ぶ。

さらに、一定期間公的扶助を利用しないことを永住資格取得の条件とする方針は、障害者や子育て世帯に不利益を与えるおそれがある。筆者は、住宅不足や賃金停滞、公共サービスの危機を移民の責任に転嫁する政治を批判し、問題の根本原因は経済構造や政府の政策にあると主張する。
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