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外国人運転手門戸広がる 試験多言語に 研修体制模索

公開日
2024-09-03
メディア
読売新聞
記事要約
外国人ドライバーを増やすため、日本では運転免許の学科試験の多言語化が進められている。この取り組みは、運送・旅客業界の深刻な人手不足の解消を目指すものであるが、業界内では「それだけでは不十分」との意見も多い。

例えば、ブラジル人タクシー運転手の田畑ダニエレさんは、日本語の学科試験の難しさから、合格までに16回も受験したと述べている。彼が勤めるフジタクシーグループでは、コロナ禍で運転手が減少し、外国人の採用を積極的に進めているが、日本語力の壁が大きいと管理部長が指摘している。

政府は、特定技能1号の在留資格に自動車運送業を追加し、外国人労働者の受け入れを促進しているが、免許取得後の言語的なハードルが残る。業界の関係者は、外国人ドライバーを活かすために研修体制の整備が必要とし、業界全体での取り組みの重要性を強調している。
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2024-02-20
「日本人と同等」に 外国人労働者の権利保護(毎日新聞)
入管政策,特定技能,技能実習,育成就労