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ミャンマー「徴兵宣言」から半年、苦渋の選択を迫られる日本語学習者たち

公開日
2024-09-12
メディア
新潮社フォーサイト
記事要約
ミャンマーでは、1月1日の祝日指定が変更されるなど、政治的状況が変化する中で人々の生活にも影響が及んでいます。2015年にアウンサンスーチー率いる国民民主連盟が政権を握ってから1月1日は祝日とされましたが、現在再び平日となっています。人々は軍政が民主派の決定を覆そうとしていると感じています。

徴兵制の実施が発表された2月からは、特に若者たちの不安が高まっています。教師が感じた教室の異様な雰囲気や、徴兵対象者の若者たちの混乱が伝えられています。報道によれば、徴兵は4月に始まる予定で、噂では地方で既に始まっているとも言われています。

若者たちは国外脱出を模索しており、特定技能や介護奨学金などの制度を利用して日本への渡航を希望しています。しかし、パスポートの種類や軍政の影響で選択肢が限られる中、希望を失って帰郷する学生もいます。大学生たちは卒業を目指すものの、軍政の下での教育を受けることに対する葛藤も抱えています。

若者たちの状況は厳しく、将来の選択肢が縮小している中で、それぞれの進路を模索している姿が浮き彫りになっています。
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