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運転手確保狙い外国人に門戸…2種免許試験20言語で

公開日
2024-09-14
メディア
読売新聞
記事要約
全国の警察は今月から、タクシーやバスの運転に必要な2種免許の学科試験を20言語で受験できるようにしました。これはドライバー不足が深刻化する中で、外国人運転手を増やす狙いがあります。政府は「特定技能」の在留資格に「自動車運送業」を加え、2028年度までに最大24,500人のタクシーやバス、トラックの運転手を受け入れる方針を決定しています。

多言語対応の導入は、業界からの要望を受けて警察庁が決定し、全国で20言語での試験が可能になりました。今年7月末までに992人が外国語で受験し、408人が合格しています。日本語以外の言語で試験を受けられる環境が整うことで、外国人の運転手が増えることが期待されています。

タクシー運転手の数は約24万人で、10年前の約40万人から4割減少しており、公共交通機関の不足が懸念されています。小規模業者が多いタクシー業界では、行政による支援が重要だと指摘されています。モロッコ人の運転手、ベルコーシヤ・ユーセフさんは、アラビア語での試験に合格し、観光客向けにタクシーを運行しています。外国人運転手の需要は増えており、タクシー会社は外国人採用に力を入れています。
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2024-05-10
(社説)入管法改正案 共生社会の理念を貫け(朝日新聞)
入管法,共生,育成就労,永住者,特定技能