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内定得ても入社できない…日本生まれ男性が語る“仮放免”の現実　阻まれる在留資格のない子どもたちの未来

公開日: 2024-10-19
メディア: TBS
記事要約: 日本で生まれ育ちながら在留資格のない男性が、就職内定を得たものの入社できずにいる状況を描いた話です。彼は、両親がオーバーステイをしているため在留資格が与えられず、仮放免の状態で22年間を過ごしてきました。自由に外出できず、健康保険もないため病院に行くこともできず、スポーツ活動にも制約を受けていました。彼は、高校時代に両親の苦労を理解し、自分の未来を切り拓くことを決意。大学に進学し、そこでの学びを通じて「日本に貢献したい」という思いを持つようになりました。2023年8月に不動産会社から内定を得ましたが、在留資格がないために入社できないという悔しさと寂しさを抱えています。日本政府が特例措置として、在留特別許可を得た子ども212人を発表したにもかかわらず、彼はその対象外となりました。最終的に彼は2024年9月に在留資格を得ましたが、両親はまだ資格を持っておらず、家族がバラバラになる恐怖に直面しています。彼は、今後同じ境遇にある子どもたちが希望を持てるよう、取りこぼされる存在がなくなることを願っています。
タグ: 在留資格,仮放免