入管・在留関連ニュース

中国政府に逆らうと「無理やり注射され、ゾンビのようにされた」 仕事奪われ強制入院、命からがら「自由の国」日本へ…でも待っていたのは「入管の壁」

公開日
2024-01-09
メディア
47NEWS
記事要約
周暁さん(中国、無錫市出身)は、政府の批判的な立場を取ったため、2012年に中国政府に拘束され、精神病院に強制入院させられるなどの政治的迫害を受けました。彼は、天安門事件に衝撃を受け、その映像を外で流したことで、再び当局に追われ、家族を脅して強制入院させられるなどの苛酷な扱いを受けました。2017年には家宅捜索を受け、最終的に2019年に日本に逃亡し、難民申請を行いました。

日本では、カトリック社会活動センター「シナピス」の支援を受けて難民申請を行いましたが、2020年に申請が却下され、審理も対面で行われることなく、最終的に2023年に再び棄却されました。その後、技術職ビザを取得し、日本での生活を続けることができましたが、ビザの期限は2024年3月に迫っています。周さんは日本での生活を続けながら、「自由と民主の国に暮らしたい」という希望を抱きつつ、将来への不安を感じています。
タグ
難民認定,在留資格