在留資格:技能実習2号イ

概要

技能実習2号イとは?

在留資格「技能実習2号イ」とは、日本における技能実習制度の第2段階にあたる在留資格であり、企業単独型の受け入れ方式によるものです。「技能実習1号イ」を良好に修了した外国人が、さらに高度な実務的技能の習得を目的として日本に滞在する際に付与される資格です。2号では、実習期間が最大2年間延長され、より専門的で応用的な内容を学ぶことが可能となります。

「1号」と「2号」の主な違いは、実習の内容と在留期間、求められる能力のレベルです。1号では基本的な技能の習得が目的ですが、2号になるとより実践的で専門的なスキルを身につけることが求められます。また、2号に移行するためには、1号の実習を良好に修了し、所定の技能評価試験(実技・学科)に合格する必要があります。2号に移行した実習生は、一定の条件のもとで再入国や家族の帯同が認められることもあります。

「イ」と「ロ」の違いについてですが、「イ」は企業単独型を意味し、受け入れ企業が直接外国人を雇用し、技能実習を実施します。これに対し「ロ」は団体監理型で、監理団体が中心となって実習を支援・管理し、実習生は複数の企業で実習を行うこともあります。「技能実習2号イ」は、特定の企業に直接雇用され、その企業内で引き続き専門的な技能を深める在留資格であり、企業にとっても即戦力となる人材の育成につながる重要な制度です。

在留期間

法務大臣が個々に指定する期間(2年を超えない範囲)

在留外国人数の傾向
最近の在留審査処理期間

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2025-03-19
都市部への人材流出,技能実習,特定技能

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