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特定技能外国人、熊本県内で活躍中 対象分野を拡大、貴重な戦力に

公開日
2024-12-02
メディア
熊本日日新聞
記事要約
熊本県内で外国人労働者の在留資格「特定技能」に注目が集まる中、農業や介護、製造業などで約2500人が活躍しています。今年3月には自動車運送業など4分野が対象に追加され、16分野に拡大されました。特に技能実習生から特定技能への移行が増え、外国人材の受け入れが加速しています。

美里町の菊池組で働くネパール人マガール・ラジ・バハドゥールさんは、技能実習生として来日し、特定技能1号に移行した一例です。日本語や文化の壁に直面しながらも努力を重ね、周囲のサポートを受けて技術を磨き、将来は家族と日本で暮らすことを目指しています。同社では外国人材が全社員の3割を占め、貴重な戦力として活躍中です。

熊本県内での特定技能外国人労働者は昨年10月時点で2508人に達し、農業(39%)や介護(17%)で多くが働いています。特にネパール人は熊本を魅力的な労働先と見ており、熊本への人材供給を強化する意向を示しています。今後、政府が外国人労働者の受け入れを拡大する方針の中、地域の定着支援や日本語教育の充実が重要とされています。
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特定技能,在留外国人数

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2024-02-20
入管政策,特定技能,技能実習,育成就労