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「外国人にも生活保護を」　ガーナ人男性の訴え退ける　千葉地裁判決

公開日: 2024-01-16
メディア: 朝日新聞
記事要約: ガーナ国籍のシアウ・ジョンソン・クワクさん(33)が、外国籍を理由に千葉市が生活保護申請を却下した決定の取り消しを求めた訴訟で、千葉地裁(岡山裁判長)は16日、原告側の請求を退ける判決を下しました。原告側は、1954年の旧厚生省の通知を根拠に、生活保護法の「国民」には外国人も含まれると主張し、行政措置として生活保護を認めるべきだと訴えました。しかし、岡山裁判長は、外国人は生活保護法の対象ではなく、受給権がないと判断しました。また、行政措置として生活保護が認められるのは特別永住者証明書などを持つ外国人に限られ、全ての外国人に対しては適用されないとしました。原告側の弁護士は判決を「旧来の発想にかんじがらめになっている」とし、控訴する意向を示しました。ジョンソンさんは希望を失わず、裁判を続ける決意を示しました。
タグ: 生活保護,裁判