世界の移民・難民
関連ニュース

移民局、偽造渡航文書を作成する組織を摘発

公開日: 2025-01-02
メディア: the Sun
記事要約: パキスタン人が指導する偽造文書と移民スタンプを製造するシンジケートが、クアラルンプールでの捜査により摘発されました。捜査は3週間にわたる情報収集と監視の後、移民局の特殊作戦部隊によって行われ、36歳の男性、27歳の女性パートナー、16歳の少女が逮捕されました。このシンジケートは、労働ビザや入出国スタンプ、航空券などの偽造移民書類を作成し、過去1年間にわたり不法滞在の外国人をターゲットにしていました。偽のセキュリティスタンプは1枚あたり350リンギットで販売され、1枚につき約150リンギットの利益を得ていたとされています。捜査中、フィリピンやパキスタンなどの偽造パスポート18冊や、各国の偽の移民スタンプや航空券が押収されました。

また、2024年には1,520回の捜査が行われ、8,656人の個人がチェックされ、そのうち3,007人の不法滞在者が拘束されました。171人の雇用主も逮捕され、不法に外国人を雇ったとして調査が進められています。
タグ: マレーシア