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毎晩2時間の日本語学習、介護福祉士合格も 人手不足業界で働く25歳

公開日
2025-09-04
メディア
毎日新聞
記事要約
三重県では人口減少による人手不足の影響で、介護などの現場で外国人労働者が貴重な戦力となっている。四日市市の介護施設「花びより かいぞう」で働くインドネシア出身のジュミアティ・アワラトウーリャさん(25)は、来日当初は言葉や文化に苦労しながらも努力を重ね、日本語能力試験N1と介護福祉士の国家資格を取得。現在は在留資格の切り替えを申請し、日本での長期就労を希望している。

施設の所長は、彼女のような外国人労働者が人手不足の中で必要不可欠な存在だと語り、日本人労働者だけでは対応できない現状を訴えている。一方で、介護分野では外国人受け入れ数に制限があることや、在留資格に関する理解不足、制度面の課題も指摘されており、今後は外国人が安心して働ける環境整備が求められている。

三重県内の外国人労働者は増加傾向にあり、2023年10月末時点で過去最多の約3万7千人となっている。現場では外国人の力が欠かせない一方で、受け入れに関する制度やルールの周知が課題となっている。
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介護,日本語

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