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在留外国人の4人に1人が中国人 天安門事件で「特別運用」、近年は制限なしの永住者急増「移民」と日本人の平成史④

公開日
2024-05-11
メディア
産経新聞
記事要約
日本に在留する外国人約341万人のうち、中国人は約82万人で最大勢力を占めており、その構成は多様化している。かつては不法滞在や犯罪の原因となる「中国人密航」が社会問題となったが、近年では農村出身の技能実習生から富裕層まで様々な中国人が日本に住んでいる。永住者の増加も進んでおり、移民化が顕著になっている。

1980年代の日本の「留学生10万人計画」や改革開放政策により、中国人の日本への来日が急増した。90年代には不法滞在者や密航者が問題となり、治安が脅かされる場面もあったが、その後、政府の厳しい取り締まりや法改正で不法滞在者は減少した。

経済成長を遂げた中国からは、多様な背景を持つ人々が日本に移住しており、技能実習生や留学生に加え、IT技術者などの高度外国人材も増加。特に永住者の数は毎年約1万8千人増えており、在日中国人の約4割が永住権を持つようになっている。中国政府は海外在住の中国人に対し、軍務協力を義務付けており、これが日本国内での監視活動にもつながっている。
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在留外国人数,永住者

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2024-05-10
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入管法,共生,育成就労,永住者,特定技能
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技能実習,在留外国人数