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「僕らの人生どうなるんですか?」改正入管法施行で“強制送還”可能に、既に3回難民申請 ミャンマー・少数民族ロヒンギャの男性は【news23】

公開日
2024-06-11
メディア
TBS
記事要約
2023年10月10日に施行された「改正入管難民法」は、難民申請を原則2回までに制限し、3回目以降の申請では強制送還が可能となる内容です。この改正により、難民申請を繰り返す外国人が強制送還される恐れが高まり、特に迫害を受けた人々から不安の声が上がっています。

ミャンマー出身のロヒンギャ民族のミョーチョーチョーさんは、18年前に軍事政権から逃れて日本に来ましたが、3度の難民申請が認められず、改正後の強制送還のリスクに直面しています。彼は、祖国での迫害や命がけの戦いを経て日本に逃げましたが、難民認定が非常に低いため、将来に対する不安を抱えています。日本の難民認定率は2%で、他国と比較して極端に低いです。

改正法に反対する声も強く、国会前では抗議活動が行われました。デモ参加者は、改正法が排外的であり、迫害を受けている人々が帰国を拒めずに強制送還される可能性があることに対して懸念を示しています。また、ロヒンギャに対する誤ったデマやゼノフォビア(外国人嫌悪)が広がっていることも指摘されています。

司法大臣は改正法が「厳正な対応を求めるためのもの」とし、共生社会の基盤づくりを強調していますが、難民支援者や専門家は、命を奪う可能性がある改正法に対して強い反対の意を示しています。
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入管法,難民認定

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