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クルド人と過激ヘイト「仮放免者にも就労を」川口市で見えた外国人政策の課題【報道特集】

公開日: 2024-06-30
メディア: TBS
記事要約: 埼玉県川口市では、中東から来たクルド人約3000人が暮らしているが、昨年7月に発生したクルド人同士の乱闘事件を機に、彼らへのヘイト行動が拡大している。乱闘の映像がネットで拡散され、川口市周辺で「不法滞在クルド人は追放」といったデモが続発。地元支援団体には誹謗中傷が寄せられている。

一方で、地元ボランティア団体が日本語教室などを開き、クルド人の生活支援に取り組んでいる。市長もクルド人の就労機会提供を国に要望しており、入国管理制度や「仮放免」の問題が浮き彫りとなっている。

仮放免から在留資格を得た若者は、国連難民支援で働く夢を抱きつつも家族へのヘイトを恐れ、表立った活動に慎重な姿勢を示している。また、地域のクルド人が開く祭り「ネウロズ」には日本人も参加し、互いの文化を理解するきっかけとなっている。
タグ: 入管政策,難民認定,クルド人,仮放免