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円安のせいだ!日本が韓国に「人材獲得競争」で敗北…!インドネシアの技能工が日本ではなく、韓国を選ぶ「深刻すぎる理由」

公開日
2024-09-04
メディア
現代ビジネス
記事要約
円安が進行する中で、日本は国際的な技能工の獲得競争において韓国に敗北する事例が増えており、特に造船業での影響が深刻化しています。今年5月、日本の造船会社がインドネシアから技能工を雇おうとした際、提示した時給1200円に対し、韓国が1700円を提示し、結果的に韓国に取られてしまいました。これにより、日本の造船業は深刻な人手不足に直面しています。

さらに、円安は賃金に影響を与え、日本の競争力を低下させています。具体的には、韓国の時給1700円が日本の1200円の1.42倍であるため、円ドルレートが109円程度であれば、日本は競争に勝てた可能性がありますが、現在のレートは145円程度で、依然として不利な状況です。

また、永住権の取得についても、韓国は積極的であり、外国人労働者が日本に来る動機を減少させています。特定技能制度はあるものの、その厳しい条件が日本の魅力を損なっています。さらに、介護分野では人手不足が特に深刻で、フィリピンの介護労働者が円安によりオーストラリアに流出している状況です。

今後、日本は賃金の引き上げや為替レートの改善を図る必要があり、特に介護分野においては制度の見直しが求められています。国際的な競争力を維持するためには、根本的な政策変更が必要です。
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入管政策,インドネシア

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2024-02-20
入管政策,特定技能,技能実習,育成就労