入管・在留関連ニュース

違法と分かっていてもやめられない…円安･物価高に苦しむベトナム人が手を出す｢もう一つの闇バイト｣

公開日: 2024-10-28
メディア: プレジデントオンライン
記事要約: この記事では、ベトナム語で「手渡しバイト」と検索すると表示される、在留資格を持たない外国人が行う違法なアルバイトの実態について報じています。特に、公開グループには14万人以上のメンバーが集まり、食品製造や清掃業などの求人が掲載されています。中には「不法在留者」と明記し、宿舎を用意する求人も存在しています。この手渡しバイトが増加した背景には、2019年に新設された「特定技能」資格の影響があります。新たな在留資格を設ける一方で、留学生に対する労働条件が厳格化され、週28時間のアルバイト制限を超えて働く留学生が増えました。日本語学校の幹部によると、留学生は深夜帯のバイトなどで貴重な労働力とされていましたが、国は出稼ぎ目的の活動を厳しく制限しています。そのため、経済的な理由から手渡しバイトが広がり、違法性を意識しながらも生計を立てる手段として利用されているという現状が説明されています。
タグ: 不法就労,特定技能