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「ハラル給食」広がる 「みんなで同じごはん」の感動と「大炎上」のウラにあった大誤解

公開日
2025-01-15
メディア
AERA dot.
記事要約
日本に住むムスリムの増加に伴い、保育園や学校で「ハラル食」の提供が進んでいる。ハラル食はイスラム教の教義に従った食事で、豚肉やアルコールを避け、鶏肉などは特定の方法で処理される。東京都の保育園「LIFE SCHOOL桐ケ丘こどものもり」では、ムスリムの子どもたちのためにハラル食が提供されており、調理には特別な配慮がされているが、大きな手間やコストはかからないという。名古屋の「みそカツ」など、日常的な日本食をハラル対応にすることも可能で、特別な食材を使っても費用は高くないことが多い。

また、日本の学校でもハラル食の提供が進んでおり、ムスリムの子どもたちが給食を共有できるようになっている。しかし、昨年、茨城県の学校でハラル食を提供した際には、「特定の宗教を支持する活動」として批判が殺到した。このような反応は誤解に基づいていることが多いと「日本ハラール協会」の理事長は指摘しており、ムスリムの子どもたちのために配慮を示すことは異文化理解の一環として重要であると述べている。
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