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長谷川眞理子氏「在留外国人の問題は、対話を続ければ解決可能」

公開日: 2025-06-06
メディア: 日経ビジネス
記事要約: 2024年末、日本に在留する外国人は約377万人に達し、過去最多となった。文化の違いから住民間の摩擦も生じているが、時間をかければ共存は可能であり、日本人の気質を考えれば欧米よりも円滑に進む可能性が高い。筆者の体験では、1990年代に東小金井で外国人留学生が増えた際、最初は生活習慣の違いでトラブルがあったが、5年ほどで地域ルールが共有され、問題は減少した。

世界では異文化を排除する傾向も強く、欧米では多様性を受け入れる意識と現実にギャップがある。アメリカは差別解消を目指してきたが、トランプ政権以降後退し、西部開拓のような文化が根底に残っている。ヨーロッパでは宗教の影響が強く、人種ごとの分離傾向があり、近年の移民流入で混乱が深まっている。
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