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「忘れないでほしい」ウクライナ侵攻開始から2年 長崎へ避難した学生らの今と今後抱える問題《長崎》

公開日
2024-02-26
メディア
長崎国際テレビ
記事要約
ロシアによるウクライナ侵攻から2年が経過し、終わりの見えない戦闘が続く中、ウクライナから避難した学生たちの現状が伝えられています。長崎日本語学院では、約150人の外国人学生が日本語を学んでおり、その中にはウクライナから避難したオレクサンダー・オストロウシチェンコさん(18歳)も含まれています。オストロウシチェンコさんは、故郷オデーサでの激しい攻撃を避けるために日本に避難し、日本語を学びながらITエンジニアを目指してプログラミングを勉強しています。彼の夢は、日本の会社で働き、家族と平和に暮らすことです。

また、佐世保市には他にもウクライナから避難したアレキサンダー・サマルハさん(18歳)が、日本語を学びながら日本の高校に通っています。サマルハさんは日本での生活に慣れ、大学進学や日本での就職を希望しています。

避難民支援を行うNPOの小野一馬さんは、新たなビザ制度が導入され、ウクライナ避難民の生活が安定する一方で、支援が縮小されつつあることを懸念しています。避難民たちは、自立した生活をするために就労支援が必要であり、支援の継続が重要だと強調しています。

ウクライナの戦争が長期化する中、避難した学生たちは、戦争が続いていることを日本の人々に忘れないでほしいと訴えています。オストロウシチェンコさんは、ウクライナが負ければ日本やヨーロッパにも戦争が及ぶかもしれないと警告し、サマルハさんもウクライナの現状に対するサポートの重要性を強調しています。
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