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U-18選手が多文化共生に向き合う名古屋グランパスSDGsアカデミー「在留ブラジルキッズプロジェクト2025」第3回アイデアセッション

公開日: 2025-09-02
メディア: 名古屋グランパス公式サイト
記事要約: 名古屋グランパスのSDGsアカデミーによる「在留ブラジルキッズプロジェクト2025」の第3回アイデアセッションが、2025年8月29日に開催されました。今回は、ブラジルにルーツを持つ子どもたちが多く暮らす愛知県の保見団地をU-18の選手たちが訪問し、現地の環境や実情を体感しながら、共生社会のあり方について理解を深めました。

選手たちは自らの足で現地に集まり、NPO法人「希望の光」の山家ヤスエさんから保見団地の成り立ちや、言語・文化の壁によって生じる教育や医療などの社会的課題について説明を受けました。その後、実際に団地に暮らすブラジル人の子どもたちと交流し、自己紹介やダンス、クイズを通じて、言葉や文化の違いを越えたコミュニケーションを体験しました。

活動の最後には選手たちがその日の感想や気づきをまとめ、地域の課題を自分ごととしてとらえ、今後の活動にどう生かすかを考える時間が設けられました。選手たちからは、現地の現状に衝撃を受けたという声や、地域をきれいにする活動など具体的な行動につなげたいという意欲的な意見が出され、今後の取り組みに向けて前向きな一歩となるセッションとなりました。
タグ: 共生