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福岡市の外国人人口、ネパールが最多に 25年で約300倍に

公開日
2025-12-20
メディア
毎日新聞
記事要約
福岡市では、外国人人口の国籍・地域別でネパール人が急増し、2025年4月末時点で1万3535人となり、中国人(1万3505人)を上回って最多となった。2000年にはわずか46人だったネパール人は、約25年で約300倍に増加している。背景にはネパール国内の政治的不安定さや雇用不足があり、若者が日本での就学・就労の機会を求めて来日しているとみられる。

これまで福岡市の外国人人口は、韓国・朝鮮、中国が中心だったが、2010年代以降はネパールやベトナムが急増した。ネパール人の多くは留学生で、特に日本語学校への在籍が目立ち、留学目的が全体の約8割を占めている。中国人留学生が減少したことを受け、日本語学校がネパールやベトナムでの学生募集を強化したことも増加の一因とされる。

福岡市は日本語学校が多く、物価が比較的安く暮らしやすい点や、留学から就職に結びついた成功例の口コミが、ネパール人留学生の増加を後押ししている。多くはアルバイトをしながら学び、日本語学校修了後は専門学校に進学し、日本での就職を目指す傾向がある。
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