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大阪市が「社会増」で2年連続全国トップ…2位横浜市の倍以上、半数占める外国人

公開日
2024-08-16
メディア
読売新聞
記事要約
大阪市が、転入した人の数が転出を上回る「社会増」で、2年連続で全国トップとなった。2023年1月1日時点の人口動態調査によれば、社会増は3万1780人に達し、その半数を外国人が占めている。外国人の転入者数は1万7006人で、社会増の53.5%を占め、横浜市の2倍に近い数字である。

この背景には、コロナ禍からのインバウンド需要の増加があり、大阪を訪れる外国人観光客は、2023年上半期に過去最多の643万人を記録している。特に観光業に従事する外国人材の需要が高まっており、在留資格「技術・人文知識・国際業務」を持つ人が約3500人増加した。

日本人の転入も増加し、1万4774人に達したが、出生数が死亡数を下回る「自然減」は1万5725人で、人口増は他地域からの流入に依存している状態だ。このため、大阪市は出生率向上に向けた施策を推進しており、市長はさらなる人口増加を目指す意向を示している。
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2024-03-22
技能実習,在留外国人数