世界の移民・難民
関連ニュース

移民問題が政治論争の焦点となる中、英国は小型船による年間入港数が過去2番目に多いことを記録

公開日
2026-01-02
メディア
Kurdistan24
記事要約
英国政府の統計によると、2025年に英仏海峡を小型船で渡り英国南部に到着した移民は4万1472人に達し、2018年の記録開始以降で2番目に多い水準となった。これは保守党政権下の2022年に記録した過去最多(4万5774人)に次ぐ数字である。

不法移民問題は、労働党のスターマー首相にとって大きな政治課題となっており、政府は制度改革の一環として難民保護の縮小や、庇護申請者への自動的な給付の見直しを検討している。5月に予定される地方選挙を前に、移民問題は主要な争点となり、ナイジェル・ファラージ氏率いる改革党が世論調査で支持を伸ばしている。

前政権のスナク元首相は「ボートを止める」と公約したものの達成できず、後にそのスローガンの単純さを認めた。スターマー首相は密航組織の壊滅を掲げているが、到着者数の大幅な減少には至っていない。移民数の高止まりが続く中、この問題は今後も労働党政権の試金石であり、英国政治を左右する重要テーマであり続けるとみられる。
タグ
英国