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職員の4割が外国人 地域交流にキッチンカー(光風会、山梨)

公開日
2024-09-06
メディア
福祉新聞
記事要約
山梨県甲州市の社会福祉法人光風会では、全職員の約40%を占める外国人職員が活躍しています。特に、ベトナムからの職員が多く、日本人職員と同一労働同一賃金を守りつつ、地域交流事業としてベトナム料理のキッチンカーも運営しています。理事長の熊谷信利氏は「ここで働き続けたいと思ってもらえる法人を目指す」と意欲を示しています。

光風会には70人の外国人職員が在籍し、主な職種は介護士(55人中28人は介護福祉士)、看護師・准看護師(8人)、生活相談員、訪問介護責任者などです。特に、運営する救護施設「甲州市鈴宮寮」と養護老人ホーム「山梨市立晴風園」では、看護職が全員外国人という特徴があります。

これらの職員は母国で看護教育を受けた後、日本での資格取得を目指しており、実際にケアマネジャー試験に合格したベトナム人職員もいます。看護業務では、日本の文化や医療システムに対する理解が求められ、利用者の健康管理や通院のサポートを行っています。

光風会は1991年に設立され、山梨県内で特養ホームやグループホーム、デイサービスセンターなど10施設22事業所を運営し、地域の外国人に対する日本語教育支援も行っています。全職員は203人です。
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