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「移民」と日本人 今年起きること 運転手は「移民」か「無人」か(上) 外国人労働者に日本語力はもう問わない

公開日
2024-01-08
メディア
産経新聞
記事要約
東京都内の大手タクシー会社「日の丸交通」は、2017年から外国人運転手の採用を開始し、現在は27カ国・地域から96人が在籍しています。彼らは「第2種運転免許」を取得し、タクシーやバスを運転していますが、外国人運転手の採用には日本語の壁が大きな障害となっていました。

日本では、外国免許を日本の免許に切り替える制度が比較的簡単な一方で、2種免許の試験は日本語のみで実施され、合格が難しい状況です。しかし、2024年からは警察庁が外国語での受験を認め、試験問題が20言語に翻訳されることが決まり、合格率が向上する見込みです。

タクシー業界は深刻な人手不足に直面しており、運転手の平均年齢は高く、採用には企業の判断が求められます。また、国土交通省は「特定技能」制度を利用してタクシー運転手を外国人労働者に提供する方向で検討を進めています。
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入管政策

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2024-02-20
「日本人と同等」に 外国人労働者の権利保護(毎日新聞)
入管政策,特定技能,技能実習,育成就労