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「衰退ニッポン」が外国人労働者から見捨てられる日

公開日
2024-11-28
メディア
現代ビジネス
記事要約
日本の出生数が減少し、人口減少が深刻化する中、外国人労働者の受け入れが人手不足対策として注目されている。しかし、外国人労働者の増加は期待通りには進まず、その要因として日本経済の低迷や他国での労働需要の増加が挙げられる。特に、外国人労働者が母国での経済成長や賃金上昇に伴い、日本を選ばなくなる傾向が顕著となっている。

2030年時点で63万人、2040年には42万人の外国人労働者が不足するとの推計があるが、これらは楽観的な見通しとされている。政府は外国人労働者の滞在資格や職種の拡大を検討しているが、滞在期間が問題の本質ではなく、賃金や労働環境の改善が求められている。

一方、日本人労働者の安価な賃金と高品質な仕事ぶりを求め、中国企業が日本国内に工場を設立し、日本人を雇用する動きも出てきた。これにより、定年退職者や主婦が新たな雇用機会を得ている。

人口減少時代において、外国人労働者への過度な依存は危険であり、企業活動は労働生産性の向上や新しい人材活用の仕組みを模索する必要があると結論付けられている。
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2024-02-20
入管政策,特定技能,技能実習,育成就労