入管・在留関連ニュース

【社説】「技能実習」廃止　「人権尊重」貫く新制度を

公開日: 2024-01-13
メディア: 西日本新聞
記事要約: 政府の有識者会議は、外国人労働者の人権を守るため、現在の「技能実習制度」の廃止を求め、代わりに「育成就労制度」の創設を提言した。この新制度では、外国人労働者に一定の日本語能力を求め、転籍を認めることで労働環境の改善を図る。一方、現在の技能実習制度では、違法な長時間労働や人権侵害が問題となり、実習生の失踪も増えている。新制度への移行には議論が必要だが、企業は労働環境の改善を進め、国も支援すべきとされている。また、今後必要とされる外国人労働者は大幅に増加する見込みで、制度の改革は急務となっている。
タグ: 入管政策,技能実習,育成就労