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外国人住民をサポート「府中市多文化共生センターDIVE」

公開日
2024-12-16
メディア
TBS
記事要約
府中市の「府中市多文化共生センターDIVE」は、外国人住民の生活支援を行う施設で、府中市から委託を受けたNPO法人が運営しています。DIVEの名称には、「多様性」と「その中に飛び込む」という意味が込められており、外国人が日本の文化に慣れるよう支援しています。

センターでは、外国人向けに相談窓口を常設し、特に昼間は語学に堪能なボランティアスタッフが通訳として活動しています。主な相談内容は、役所手続き、健康保険、年金、学校入学手続き、仕事探しなどで、外国人住民が日本での生活に困難を感じる場面に対応しています。また、相談はメールやLINEでも受け付けており、臨機応変な対応を行っています。

府中市には外国人留学生が多く、特に東京農工大学や東京外国語大学から来た若い世代が多いのが特徴です。DIVEでは、日本人と外国人の交流の場として「多文化交流サロン」を開催し、日本語を学ぶ外国人が日本語を使う機会を提供したり、日本人が異文化について学ぶ機会を提供しています。さらに、東京外国語大学と連携し、フィリピン語専攻の学生向けにフィリピン語サロンを実施したり、外国人の子どもに日本語や学科のサポートを行うなど、交流と学びの場を作っています。

DIVEは、外国人住民の増加に対応するため、さまざまな活動を積極的に進めていますが、増加のペースに追いつくことが難しいという課題も抱えています。
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