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「住み続けたい」思い強く 訪問者から長期滞在者へ さらなる支援呼びかけ 鎌ケ谷市に息子2人と避難 オルガ・ナセドキナさん(34) ウクライナ侵攻2年

公開日
2024-02-29
メディア
千葉日報
記事要約
ロシアのウクライナ侵攻から2年が経過した中、鎌ケ谷市に避難したオルガ・ナセドキナさん(34)が28日、市内で報告会を開いた。ナセドキナさんは、ウクライナ戦争が長期化する中で、日本での長期滞在を希望し、今後は本格的に日本語を学ぶ意欲を示した。彼女は、ウクライナ支援に感謝しながら、さらなる支援を呼びかけた。

ナセドキナさんは2022年10月に避難し、市の広報誌執筆や多文化交流イベント、英語指導助手などとして活動している。息子2人とともに暮らし、ウクライナにいる両親の安否確認を続けている。報告会では、避難民の60%以上が日本での長期滞在を希望しているアンケート結果を紹介し、言葉の壁や友人作りの困難さについても言及した。

彼女は最近、「補完的保護対象者」として5年有効の在留資格を取得し、10月から日本語集中プログラムを受講中だと説明。日本の支援に感謝しつつ、戦争がいつ終わるかわからないため、引き続き支援を求めた。報告会後には、夏に一時帰国して両親の無事を確認したいとの思いを語った。
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ウクライナ,定住者,補完的保護

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