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ウクライナ侵攻4年「帰らない決意」 戦況長期化の不安も

公開日
2026-03-02
メディア
朝日新聞
記事要約
ロシアのウクライナ侵攻から4年が経過し、日本に避難しているウクライナ人は1月末時点で1967人にのぼる。戦争の長期化により、日本での定住を決意する人も増えている一方、支援には新たな課題が生じている。

京都市に避難したユリヤ・ボンダレンコさん(34)は、西陣織あさぎ美術館で働きながら創作活動を続けている。もともと日本語を学んでおり、現在は日本語能力試験N2を取得。職場で通訳や解説を担うなど戦力として活躍している。父を戦争で亡くすという悲しみを経験しながらも、同僚や地域の支えを受け、「100%ウクライナには戻らない」と語る。戦争が終わっても故郷は以前と同じ場所ではないと感じているという。京都市内の避難民は減少傾向にあるが、就職や海外移住による移動が背景にある。

一方、支援団体NPO法人パルヨンは、避難民向けにオンラインカウンセリングを実施し、これまで253人・4411回の相談に対応してきた。当初はトラウマや心身の不調が中心だったが、現在は戦争終結の見通しが立たないことや、日本での生活長期化に伴う仕事・教育・生活費への不安が増えている。支援プログラムの終了に伴う経済的困難も課題となっている。

同団体は今年度から、避難民を受け入れる教育機関や企業、自治体向けの相談支援も開始し、文化的な違いへの対応や受け入れ体制づくりを助言している。継続的な支援のため、今後も募金を呼びかけている。
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