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劇団民芸「やさしい猫」 入管行政に翻弄される家族の姿を描く

公開日
2024-01-11
メディア
東京新聞
記事要約
劇団民芸の舞台公演「やさしい猫」が、2月3日から新宿で上演される。原作は直木賞作家・中島京子の同名小説で、昨夏にNHKドラマとして放送され、反響を呼んだ作品。舞台版では、シングルマザーのミユキ(森田咲子)が、スリランカ人青年クマラと出会い、家族として絆を深めるが、クマラが入国管理の理不尽な対応で収容され、ミユキは強制送還を阻止するため裁判を起こすという物語が描かれる。

森田は、クマラが税金を納めて働いていたにもかかわらず、わずかなオーバーステイで不当に扱われる状況に疑問を抱き、「外国人だから悪い」とする扱いに反対の意を示す。上演前に東日本入国管理センターを訪れ、収容の実態を実感したという。

ミユキについては、「特別強い女性ではなく、一生懸命生きてきた母親として演じたい」と語り、舞台でのリアルな人間ドラマを描くことを目指している。
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2024-07-09
<社説>日本の入管政策 共生の理念に逆行する(北海道新聞)
入管政策,入管法,難民認定,永住者.育成就労