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介護福祉士試験に「一部合格」 25年度にも導入へ 厚労省検討会

公開日
2024-03-13
メディア
時事通信
記事要約
厚生労働省の有識者検討会は、介護福祉士の国家試験制度見直しに向けた提言をまとめ、以下の変更点を明記した:

「一部合格」制度導入: 不合格だった人が、基準点を超えた分野については再受験時に免除される仕組みを導入する。
受験機会の拡大: 介護人材の不足を解消するため、働きながら資格取得を目指す人々や、特定技能の外国人材などに対して受験機会を広げる。
試験の分野別合格: 筆記試験を2~3の分野に分け、それぞれで合否を判定。合格した分野は再受験時に免除され、全科目の総得点で合否を決める方法も引き続き採用され、受験者が選べるようにする。

この改正は、2025年度の試験から適用される予定で、具体的な制度設計は2024年度に新たに設置される検討会で議論される。
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