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<独自>川口クルド人子弟300人が就学援助受給中 仮放免で生活困窮、市長「国の責任」 「移民」と日本人

公開日
2024-05-15
メディア
産経新聞
記事要約
埼玉県川口市で、トルコの少数民族クルド人の小中学生約300人が、経済的に厳しい家庭を対象にした就学援助を受けていることが分かりました。これらの子供たちの多くは難民認定申請中で、仮放免されている家庭の子弟と見られています。川口市は年間最大で約2540万円の支出を見込んでおり、国に財政支援を求めています。

就学援助は、生活保護を受けている世帯や準要保護世帯を対象に、学用品代や給食費などを補助するものです。川口市内では、全小中学生約4万3000人中、約6500人が援助を受けており、国別の詳細は調査されていませんが、クルド人の子供約300人が受給対象となっています。

また、クルド人の子供の中には宗教的な理由や食文化の違いから給食を食べない場合もあり、給食費を考慮しない場合の支出は約1120万円と見積もられています。市教委は、仮放免中の家庭が多いため、この支援額が今後増加することを懸念し、国に対して支援を要望しています。

川口市の奥ノ木信夫市長は、就学援助費が財政負担となっており、国が仮放免を認めている以上、責任を持って支援すべきだと訴えました。
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共生,難民認定,クルド人,仮放免

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