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技能実習生の転職、要件明確に 失踪者は過去最多、対策強化へ

公開日
2024-09-16
メディア
共同通信
記事要約
外国人技能実習生の失踪者が増加しており、2023年の速報値では9753人に達し、過去最多を更新しています。この増加の一因として、原則として職場を移れない「転籍」制度が挙げられています。政府は法務省の指導のもと、対策を強化し、パワハラやセクハラを受けた場合には転籍を認めると明記した運用要領の見直しを進めています。

失踪者は年々増加しており、2020年は5885人、2022年は9006人でした。2023年の失踪者を国別で見ると、ベトナムが5481人、ミャンマーが1765人、中国が816人と続き、半数近くが建設業に従事していました。出入国在留管理庁は、「やむを得ない事情」があれば転籍を認めるが、その内容が曖昧との指摘があったため、悪質な法令違反や契約違反があった場合を明確にする方針です。
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2024-02-20
「日本人と同等」に 外国人労働者の権利保護(毎日新聞)
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