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「東大が中国人の学校になっていますよ」この10年で3倍に急増、なぜ中国人は東大を目指すのか

公開日: 2025-01-17
メディア: 文春オンライン
記事要約: 東京大学における中国人留学生の急増が問題視されています。2024年5月時点で、東大に在学する学生の12%以上が中国人であり、この数は過去10年間で急増しています。特に、中国籍の留学生は年々増加し、外国人留学生の中で中国人の割合は66.5%に達しています。東大関係者や専門家は、この状況が安全保障に対するリスクを引き起こす可能性があると懸念しています。

中国から多くの学生が日本のトップ大学を目指す理由として、中国の景気低迷や激しい受験競争、そして共産党体制への不満が挙げられます。中国では一流大学を卒業しても就職が難しく、言論統制が強化される中、自由な学問の場を求める学生が増えています。さらに、中国の過酷な教育環境から逃れるために、海外での学びを選ぶ若者も多く、特に日本は教育環境や治安が魅力とされています。

日本における中国人向けの学習塾や不動産の需要も増加しており、親たちは子どもの未来を見据えて積極的に教育に投資しています。しかし、日本での受験環境は中国に比べて比較的緩やかであるものの、中国の親たちは依然として高い教育熱を持っており、受験戦争の激化が予測されています。

これらの背景から、東大や日本の教育機関における中国人学生の急増がもたらす社会的・安全保障上の課題について議論が進んでいます。
タグ: 留学,中国