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参院選の争点“外国人問題”…国松元警察庁長官が取り組む「人口減少阻止と外国人材受け入れ」

公開日
2025-07-19
メディア
FNNプライムオンライン
記事要約
参議院選挙をきっかけに外国人問題への注目が高まる中、元警察庁長官の国松孝次氏は、日本の深刻な人口減少と労働力不足の現状を踏まえ、外国人材の受け入れは不可避であり、より積極的な議論と準備が必要だと訴えています。

現在の日本は外国人労働者なしでは産業が立ち行かなくなっており、将来的には10人に1人が外国人になると見込まれています。にもかかわらず、これまで外国人材についての議論は十分になされてこなかったと指摘します。

国松氏の提言では、外国人を一時的な労働力ではなく、地域や経済に貢献する存在として受け入れるべきだとし、地方自治体が受け入れニーズを把握して国と調整する仕組みや法整備を求めています。

また、治安悪化の懸念に対しては「外国人だから犯罪が増えるのではない」と明言し、社会が受け入れの仕組みや日本語教育を整えることで、リスクも不安も軽減できると述べています。

国松氏は、日本社会が近い将来「外国人と共に生きる現実」から逃れられないことを強調し、偏見や分断を防ぐためには、覚悟をもって外国人との理解を深め、建設的な議論を重ねることが必要だと訴えています。
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2025-02-04
在留特別許可,資格外活動,共生