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すべては日本での「永住権」獲得のため…!中国人向け「移民ブローカー」が「日本語能力試験」で「悪質カンニング横行」を暴露

公開日
2024-07-23
メディア
週刊現代
記事要約
日本における異国人との共存や異文化との共生が現実の問題として浮上している中、永住権取得を巡る様々な課題と不正行為が報告されています。特に、安倍晋三元首相の政策によって「高度人材」と認定されれば、最短1年で永住権申請が可能となり、多くの中国人が感謝の意を示しています。

永住権を取得するためには、まず「経営管理ビザ」を取得する必要があり、飲食店経営などでは「高度人材」と認められないため、ペーパーカンパニーを設立する手法が一般的です。また、「高度人材」として認められるためには、学歴、職歴、年収などのポイント制をクリアし、70点以上が求められます。悪質な業者が存在し、架空の職歴証明書を作成したり、給与を水増しする手法が横行しています。

日本語能力試験の合格点を上げるためにカンニングを行う業者もおり、特に消しゴムに仕込まれたアップルウォッチを利用した手法が紹介されています。永住権を得ることで、本人だけでなく配偶者も就労可能になるため、こうした不正行為に手を染める者も多いとされています。

出入国在留管理庁は不正行為を把握しており、偽装結婚や虚偽書類提出などの不正を取り締まるための対策を講じていますが、悪徳ブローカーの存在を認識し、その手口を理解することが不正根絶のカギとなると指摘されています。
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在留資格,不正取得

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